入社を決めた理由
かつて、私の父親がパーキンソン病を患い、自宅で介助・介護をしていました。父親亡き後、グループホームの介護の仕事を知り「私も、介護の仕事ができたら…」と思ったことがきっかけです。
「グループホームのどか」は、家族のように、一緒に料理を作ったり、どこかに出掛けたりして過ごすことができる、あたたかなホームです。家族のような接し方ができるホームはなかなか無いと思いますし、その部分にとても魅力を感じ、入社を決めました。
入社10年で得られたものはありますか
とある入居者様とのエピソードですが、だんだんと食が細くなっていた入居者様が「深大寺のそばを食べたい」と強く希望されて、一緒に食べに行きました。そのときは2~3本しか食べられなかったのですが、その日を境にだんだんと食事ができるようになり、普通の量を食べられる状態に回復されました。希望をかなえるサポートをしたことで、入居者様の健康につながり、本当に良かったと思いました。このような行動ができるようになったことが、入社して得られたものかもしれません。
仕事で大切にしていることは何ですか
仕事で大切にしていることは、入居者様の立場になって考えることです。入居者様のことを思い、どういう状況にいらっしゃるか、常に考えています。もちろん、分からないこともあるのですが、自分に置き換えて、どのような支援を求めていらっしゃるかを考えるようにしています。